Smile With You TOP >> 被災地報告 >> 2011年8月20日 活動報告
2011年8月20 被災地報告
平成23年8月20日被災地訪問で感じたこと
今回の夏祭りに参加して思ったことは、被災地の方たちもそうですがボランティアの方たちも本当に楽しそうに祭に参加していたことです。
皆さんの笑顔が心に残っています。
そこには、復興祭という意味の通り「牡蠣の赤ちゃん」がいて今後の養殖に光が見えたこと、仮設住宅に移住できること、みんなが大好きなお祭り、と様々な理由があると思いますが、本当に良い笑顔でした。
しかし、被災者の方たちにとってはこれからが本番だと思います。
やっと自立へのスタートラインに立ったといったところでしょう。
この先にまたたくさんの問題が浮き彫りになっていくなかでもこの強さで乗り切ってほしいと心から思いました。
今回の仮設住宅に移住することによって、ボランティア自体も次に何をすればいいかがわからない状況になっている。
仮設住宅での問題点とは何か?
物資が必要になるのはわかるが、無償で与えるのは自立の妨げになるので販売にするべきか?
というボランティアの声が上がっていました。
ここで東浜地区のボランティアも一度休憩に入る感じがします。
私的の考えですが、これで危機的状況は終わり、ここからは気持ちの強い人、弱い人の生活格差が出てくると思っています。
そこに対してのボランティアは・・・と考えると弱い人を助けると考えがちですが、
今回に関しては、皆がほぼ同じスタートラインからの出発なので立ち上がる気持ちを重視したボランティアが必要だと思っています。
そのためには、物資に関しては販売形式をとっていくのが最良だと考えました。
また、地域の商品の販売補助などもボランティアの一つだと思います。
通貨が動き、気持ちが昂るということをテーマに協力できたらと考えています。
上村 良宏