2011年8月4 被災地報告
平成23年8月4日被災地訪問から感じたこと
初めて被災地に行ってまず感じたことは津波による被害の大きさが想像以上だったことです。テレビで見ていた光景も実際自分の目で見るとまるで別のもののようで、果てしなくがれきが広がっていたことにとても驚きました。沿岸からかなり離れたところに船があったり、骨組みしかない建物を目の当たりにし、言葉を失いました。
気仙沼、南三陸町、石巻市と車を走らせるなか気仙沼では建物の外観は残っていましたが、南三陸町はすべて流されていて同じ被災地でも地形により津波の被害の大きさが異なるように思われました。
ここでどれだけの人が家族や大切な人を失ったのだろうと思うと胸が痛みました
気仙沼、南三陸町、石巻市と車を走らせるなか気仙沼では建物の外観は残っていましたが、南三陸町はすべて流されていて同じ被災地でも地形により津波の被害の大きさが異なるように思われました。
ここでどれだけの人が家族や大切な人を失ったのだろうと思うと胸が痛みました
仮設住宅を訪問させて頂き、避難所の本部長やリーダーにお話を伺うことができ、本当に貴重な体験ができました。
そのなかで、被災者の方々の会話に笑顔があったことがとても印象的でした。今まで住んでいた場所が一瞬にして壊滅状態になり、家や大切な人を失い、不安やストレス、私には想像つかないほどの絶望感を感じたと思いますが、徐々に被災者の心も復興してきているのだと感じました。
そのなかで、被災者の方々の会話に笑顔があったことがとても印象的でした。今まで住んでいた場所が一瞬にして壊滅状態になり、家や大切な人を失い、不安やストレス、私には想像つかないほどの絶望感を感じたと思いますが、徐々に被災者の心も復興してきているのだと感じました。
震災から5ヶ月たち、時とともに支援の方法や形も変わってきているようです。震災直後は水や生活していくための物資が必要だったようですが、現在は物資に関しては十分にそろっていて、必要以上の物の提供は被災者の自立支援にはつながらないこと、これからは被災者の心の不安やストレスをケアすることや、雇用の確保など長期的な支援が必要なのだと感じました。
被災者にもボランティア団体にも色々な人がいます。
色々な人に接しましたが中でも、人と人とのつながりを大切にし感謝する気持ちを忘れず、先を見据えて考えて行動している東浜小学校避難所の本部長にとても感動しました。
「たくさんの人の優しさに触れ、東浜地区に来ていただいたたくさんの方々には感謝し切れません。しかし、自分の家族は大切にしてください。ボランティアのために自分の時間を使いすぎずに家族を大切にしてください。その中にほんの少し時間があって話ができるだけでもうれしいです。また来ていただいた時には必ず今回よりも復興しているところを見せますから。」
なにか役にたてばと思い、被災地に行った私が逆に勉強させていただいたと思いました。不思議と人の気持ちを考え思いやれる人のまわりには人が集まり、なにかしてあげたいという気持ちになるようです。今回だけでなく私もまた同じ場所に行き、お話を聞かせていただき町の様子を見に行きたいと思いました。
色々な人に接しましたが中でも、人と人とのつながりを大切にし感謝する気持ちを忘れず、先を見据えて考えて行動している東浜小学校避難所の本部長にとても感動しました。
「たくさんの人の優しさに触れ、東浜地区に来ていただいたたくさんの方々には感謝し切れません。しかし、自分の家族は大切にしてください。ボランティアのために自分の時間を使いすぎずに家族を大切にしてください。その中にほんの少し時間があって話ができるだけでもうれしいです。また来ていただいた時には必ず今回よりも復興しているところを見せますから。」
なにか役にたてばと思い、被災地に行った私が逆に勉強させていただいたと思いました。不思議と人の気持ちを考え思いやれる人のまわりには人が集まり、なにかしてあげたいという気持ちになるようです。今回だけでなく私もまた同じ場所に行き、お話を聞かせていただき町の様子を見に行きたいと思いました。
大木さゆり