Smile With You TOP >> 被災地報告 >> 2013年6月25日 活動報告
2013年6月25 被災地報告
平成25年6月25~26日 被災地訪問から感じたこと②
今回の被災地訪問は支援ツアーという名目ではありますが、何かボランティア活動を目的としたわけではなく、被災地を見たことない人に見てもらうこと、今までお世話になった被災地の方々に会いに行くことが主な目的でした。

何か被災地に対して明確にできることがないと、被災地に行くことも躊躇してしまう、というような方も多くいらっしゃると思います。
実際、今回は私自身も少なからずそのような思いはありました。

しかし、今回お世話になった木村先生、川瀬先生、豊島さんをはじめとするみなさんは、私たちの訪問を快く受け入れて下さり、歓迎して下さりました。
自分たち自身が大変な思いをされ、私たちにはわかりえない経験をされているにも関わらず、ただ遊びに来た私たちの訪問を喜んでくださったように思えました。温かい心に感謝を言い表せません。

もう物資を届けるですとか、何かがれきを片づけるといったわかりやすい支援活動は必要ない時期に来ているように思えます。
しかし、だからといって復興はまだまだ到底成し遂げられたという状況でもありません。あとどれだけの時間がかかるのか想像もつかないくらいです。
そのなかで、私たちにできることは何なのだろう、と考え続けていました。今回訪問させていただいて、何となくですが、形が見えてきた気がします。まずは、被災地に行く、という行動の輪が広がることが一つ大きな目的だと思います。
それも、ボランティアをしに行くというよりは、被災地を知りに行く、被災地の方々とふれあいに行く、ということがいいのではないかと思います。
そこまででなくても、被災地に旅行に行くだけでも構わないと思います。

私たちはこれからも、支援ツアーを行いたいと考えています。ツアーに参加した人も楽しめて、被災地の方々にも喜んで頂けるものを目指していければ、と考えています。
木部 雅也