Smile With You

震災後１年経ち、初めて被災地を訪れ実際に被害にあった跡や
仮設住宅で生活をされている方々とお話をさせていただくことができました。
なかでも一番印象に残っているのは迫ってくる津波目前で
一家全員無事に避難できた方のお話でした。
当時は無我夢中で「早く早く早く早く…」という思いしかなかったそうですが、１年経ち当時を冷静に振り返ると、何回か行われていた避難訓練の通りに体が動いていたそうです。
また普段の生活から常にすぐに避難できるような身支度や、車もすぐに発進できるよう意識して止めていたそうです。
私は現在、地震が起こると津波が襲ってくる危険の高い地域に住んでいますが、何の用意も訓練もしていないことを反省しました。
後悔しないよう、今できる震災時の対策を考えないといけないと思いました。

多くの人に被害をもたらした地震ですが、私は日々そのことを忘れてしまう毎日を送っていました。
今回の訪問で１年前の地震は簡単に忘れてはいけない規模のものだったと痛感しました。
今できること、復興支援や地震対策など、前向きに取り組んでいきたいと思いました。