Smile With You TOP >> 被災地報告 >> 2012年4月29日 活動報告
2012年4月29 被災地報告
平成24年4月29日 被災地訪問から感じたこと
仮設住宅に住んでいる人たちに、3月11日のお話や避難所生活のお話を聞くことができました。
ほんの少しの行動の差が生死を分けたことや、避難所でも家族の安否が確認できていない人達の混乱した様子などたくさんのことをお話していただきました。話してくださった人は”地獄絵図のようだった。もう2度とあんな思いはしたくない。”と何度も言っていました。どんなにお話を聞いても絶対にその場にいた人でなければわからない状況だったのだろうと思い、また震災から1年経ち、なにか大きなものを乗り越え、話ができているのだろうかと感じました。

集まってくださった人達にはとても明るく、生きる力のようなものを感じました。私自身も震災から1年経ち、 震災直後は「生きてる」ってことはそれだけで幸せなんだと感じたが、その感覚も日常の忙しさに埋もれてしまっていたなと感じました。私ができる復興支援といえばすごく小さなことかもしれませんが、できることを見つけこれからも被災地に目を向けていきたいと思いました。
8ヶ月ぶりに東北の被災地に訪れ、去年の夏との違いにとても驚きました。
まず、砂利ではあるが道が整備され、がれきや車はなくなり、復興が進んでいるのだと感じました。また、訪問した日はとても天気が良く、満開の桜があちこちで見られ、港や海や川は本当にゆったりとおだやかな感じでいいところだと感じました。あの海が牙をむき、ここまでの状況を作るとはとても信じられないほどでした。
大木さゆり