2013年6月25 活動報告
- 参加者
- 木部、北村
- 協力者
- 中久木さん、福井さん、福島さん、福田さん、ターキーさん、ザキさん、木部さん
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震災復興支援ツアープロジェクトとして、6月25日、26日の1泊2日で宮城県女川町、雄勝町、牡鹿半島東浜に訪問してきました。
今回は、留学生と一緒に被災地を訪問することが目的の一つでした。
～1日目～（6月25日）
AM10時に仙台駅集合し、観光タクシー1台とレンタカー1台で女川に向かいました。
12時頃女川に到着し、「おながわコンテナ村商店街」の「おじか」というお食事処にて、美味しいネギトロ丼といくら丼を頂きました。
昼食後、女川地区仮設歯科診療所を見学させていただきました。
この診療所の責任者である木村先生は震災で診療所、自宅ともに被災され、全部流されたとのことでしたが、震災直後から避難所や仮設の歯科診療所で地元の人たちのために診療をしていた方です。
先生は、生まれも育ちも女川で、女川町やそこに住む人たちを非常に大切にしているのがお話を聞いていて伝わってきました。
私たちが診療所にお邪魔した時も待合室にいた患者さんと楽しそうに話していました。
木村先生とまだ話したかったのですが、この日も木村先生は診療があったため、午後の診療の開始時間で失礼させていただき、女川町周辺を見学して、雄勝歯科診療所に訪問させていただきました。その日は、在宅訪問診療をするということだったので、一緒に患者さんのお宅までお邪魔させていただくことになりました。患者さんのお宅は、車でなくては到底たどり着けないような急で曲がりくねった細い道をずいぶん走った所にありました。そこで、診療を見学させていただいた後、診療室内を見学させていただきました。
雄勝歯科診療所は、石巻市による公的な診療所となっています。
この歯科診療所は雄勝町における唯一の歯科診療所かと思われます。
にもかかわらず、バスは1日3本しかない状態です。写真館にバスの時刻表もありますのでご覧になってみてください。
責任者の河瀬先生はボランティアで被災地に来られ、そのまま雄勝歯科診療所に留任されています。
続いて大川小学校を訪問しました。大川小学校は最初に見たときと風景こそかなり変わりましたが、やはり心を締め付けられる場所です。
その後、牡鹿半島東浜地区の災害対策本部長をされていた豊島さんを訪ねさせていただきました。
豊島さんは私たちの到着を楽しみに待ってくださっており、東浜でとれた牡蠣をはじめとしてたくさんの海の幸を準備して下さっていました。豊島さんを囲み楽しく夕飯をみんなでいただきました。
豊島さん、本当にありがとうございました。
現地の方がこんなにも優しく歓迎して下さり、私たちみな感激でした。
東浜地区の集会所を豊島さんが用意して下さっており、そこでご飯を食べ、1泊させていただきました。
みんなで雑魚寝するのも連帯感が非常にあり、楽しく過ごさせていただきました。
2日目（6月26日）に続きます。